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いんちき帖

個人の日記です。
書いている人間:アソージュンコ。
財布に小銭をためがちな社会人。

<使用上の注意>
頻出ワード:ヒゲ・眉毛。モジャー。

2017-08-06

おろかなにんげんにはあかうんとのかんりはむり

前回のようなあれもあり、前科もちのメールアドレス使うの嫌だな。でも20年選手だからな……ってひとまずアカウントの棚卸をしているのですが、


……無理。


もう何に登録してあるのかわからん。

長らくメインで使ってきたアドレスなので、登録メールアドレスがだいたいこいつなのはわかる、しかし。なんかもう生きているのか死んでいるのかわからんいろんなアレが多すぎる、あとみんな退会とかアカウント削除の仕方をわかりにくくしてる気がしますよ?


私は退会(アカウント削除)したいんだよ!

退会(アカウント削除)させろよ!


と、そういう状況です。まあ連絡先だけ変更すればいいやつもあるのですが、さすがに何年もほったらかしにしてあるやつをほったらかしのままにしておくとまた何が起こるかわからないので、ホラ(疑心暗鬼)。


そういえば某所でこんな日記書いてたのでメモっておきます。自分でも書いたこと忘れてた。表(ここ)に書かなかったのは引用が多すぎるからだと思われ。あ、凄いネタバレですのでご注意を。


2008/05/11 ある愛の風景


コクーンプログラムの対談で岩松了が「ある愛の風景」について言及してるのを拝見したのですが。この映画私は未見なのですが、

 デンマーク軍の一員としてアフガニスタンに派遣されたミカエルは、作戦中にヘリもろとも撃墜される。彼の妻子や親兄弟は、戦死の知らせによって喪失感に苛まれる。だが、予期せぬ出来事はそれだけではない。ミカエルは捕虜になり、想像を絶する苦境に立たされている。やがて彼は帰還を果たすものの、その苦悩と狂気は、家族の絆を確実に蝕んでいく。

 主人公たちは、極めて深刻な状況に追いやられる。しかし、スサンネ・ビアが描き出すのは、必ずしも悲劇ではない。もし彼らが現在の不安定な世界と繋がることがなければ、身の回りの安全だけを確保しようとする社会のなかで、敷かれたレールの上を歩み、画一化された幸福を求めていたかもしれない。彼らは世界と向き合うことで、それぞれに自分の道を見出し、より深い愛に目覚めていくのだ。

(eiga.com 大場正明氏)

 とかそういうあらすじになってるんだけども、そしてトレーラー観てても確かにそういう感じの映画みたいに見えるんだけども、岩松さんの視点は主にミカエルの方にあって、それが結構おもしろかったんです。

 まあ自分のこと語ってた文脈だったわけなので、まさに岩松ビジョンなんでしょうけど。どこを重要視するかってので結構人の本質みたいなの分かっちゃったりしますよね。

岩松 アフガンかなにかに、いわゆる救護活動で行った男が、事故で死んだっていうニュースがすぐに入ってくるわけですよ。グレていた弟が少しずつ更正して、兄の家族を守ってあげるんですが、一方、死んだはずの兄が実は捕虜になっていて。土の洞穴みたいなところに、捕虜が2人しかいないんですよ。で、一緒にいるヤツと励ましあうんですね。もう1人のヤツは「小っちゃな子どもを残してきたんだ」とかって言って、「大丈夫、大丈夫。出られるよ」とかって言っている関係の中で、解放されるときに、片方を殺さないと出られないという状況になって、そいつを殺してしまうんです。

蜷川 うん。

岩松 励ましていた男を。それで、帰国するんですが、やっぱり普通じゃなくなっていて。食事のときに子どもが、つまらない痴話喧嘩みたいな、すごく平和な喧嘩をしているのが、耐えられなくなるんです。「わー!!」みたいな感じで。錯乱してしまうんですね。だんだん家庭がギスギスしていく。最後に刑務所か何かに入ってしまって、奥さんが面会に行って話すんですが、「本当に、向こうで何があったの? 教えて」「いや、何もない」「今、それを答えてくれなかったら、私は離れていくから」って言ったら、自分が殺しちゃったヤツが言った言葉、「ちっちゃな子供を残してきたんだ、男の子で……」って言い始めたところで終わるんですけれど。

 普通の時間だったら何でもない子どもの喧嘩が耐えられなくなったっていう、この人の状態が、僕に近いんじゃないかって思ったんですよ。意味が変質しているわけですよね。

 こういう説明されるとさ、これはさあ……救 わ れ ね え よ! いや、これから救われていくのかもしれないけど。いや、そもそも救いなんかあるのか?(心情としては救われたいし救われてほしいけど)

 テーマからは外れてるのかもしれないけど。でもセンソーいってヒト殺しちゃいましたっつーのと全然違うじゃん! 抱えて帰ってきたものが重すぎてもう日常に帰れませんよコレは!

 ていうかこのヒトがあらすじ説明したら結構つまんなさげな映画もぐわーっときそうな気がする。もう愛の風景とかそういう次元じゃなくなってますが。

 これもハリウッドリメイクされるらしいですが、多分ハリウッドだとメインが家族愛の話になっちゃって、それ以外の見方をするのは難しくなるような気がします……。

 まあ未見なので何言ってもアレなんですが、なんかうわあ、とおもいました……。

 どういうわけかハリウッドへの不信感があらわになっているんですが、いや、アメリカ版リメイクには『まさに兵を送り込む側としてのアメリカ』の切実さとリアリティがあるのですよね。そのあたりは私にはわかりにくいところではあるのですが。ってテーマはそこじゃないか(いつでも脱線する)。

しかし実際に経験しなければ理解も共感もできないのだとしたら創作に意味などないわけで。

何が言いたいかって、こういうほぼ自分にありえない状況に陥ってる登場人物をですよ、自分の側に引きつけて語る、みたいなのが私はとても好きなんだよなあということです。人間の愛とかそういう普遍的な作品テーマみたいなことはいいんだ……それはヒョーロンカとかにまかせとけばいいんだ……

ゲスト