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2013-12-23

もらとりあむタマ子@シネマ・ジャック&ベティ

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就活に失敗して実家に戻ってきた新卒ニート、タマ子の痛々しい日々。

そしてタマ子がきっかけを掴んで歩き出そうとするのかしないのか、そこら辺もハッキリしないところがまた「かゆいところに手が届かん!」という、なんだかムズムズする映画でした。

でもそこが個人的には面白かったし、それがこの映画の計算されたスタンスで魅力的な点だと思う。




この映画の成功はなんといってもタマ子=前田敦子(あっちゃん)というキャスティングに負うところが大きく、観終わった今、彼女以外のタマ子はちょっと思いつかない。


あっちゃんのことは全然知らないし、AKBも興味ないし、最近やってたNHKの時代劇はぶっちゃけ観てらんないぐらい酷かったので正直期待してなかった。ただ、この映画に限って言うと「私のことはキライでもぉ(ウッウッ)AKBのことはキライにならないでクラさい(ヴォエェ~)」という「は?どしたww?」なあっちゃんと、「自己評価だけは高く家の中じゃ甘ったれの内弁慶。自意識過剰なくせに自信が全然ないから外に出るといきなり卑屈」というタマ子のナイーブで面倒くさい性格が非常にかぶる 笑。そしてそこが映画成功の礎になっている気がした。(ファンのみなさんごめんなさい)


家の中ではぐうたらで恩知らずで傲慢で躾のなっとらん、たちの悪いお嬢ちゃんなんで、日曜日の張本さんみたいな大人がこれを見たら「カーッ!怪しからん!その腐った性根を叩ッ直してくれる!」と吠えたくなってくると思う。だけど、時々、就活の挫折から立ち直れていないタマ子の寂しげな表情や全身から発せられる負け犬オーラを見てるとやっぱりちょっと可哀想というか…痛ましい。


この「憎たらしいんだけど、なのにちょっと可哀想でイタイケで放っておけなくなる」というのを自然に演じたあっちゃんは、等身大の何でもない&何もない20代にしか見えなくて、これがトップアイドルだった子なの??って意外な感じだった。これを演じているのだとしたらあっちゃんは結構すごい子なんじゃないかしら?と、思い、この映画の監督(山下敦弘)×あっちゃんのもう1つの作品「苦役列車」も見てみましょうDVDで、と思っているところです。


観終わった後「本当に全然可愛くない様子を撮って逆に可愛く思わせるという珍しいパターンのプロモ映像がここに成立してるんじゃないだろうか…?」と、この映画の不思議な魅力についてブツブツ考えながら帰ってきました。

そして何よりアイタタタだったのは、私の20代にホントそっくりだったという…そこですワ。しかも自分の場合は可愛くもないという…笑(あー心が痛い)。

もー酷いところが全部そっくりで顔から火が出る気がしたわよ…。



 父 「日本がダメなんじゃなくて、お前がダメなんだよ!」

タマ子「少なくとも………今ではない(`・ω・´)キリッ」

はぁぁ…タマ子憎ったらしい~ww

2012-12-10

カリフォルニア・ドールズ@吉祥寺バウスシアター

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女子プロレスでペアを組むうら若きオトメ2人とそのマネージャー(くたびれたオッサンbyピーター・フォーク)。

僅かなファイトマネーとプロレスでの栄光の頂点を求め、街から街へ転戦していくその道中と、そして最後に訪れたチャンスを描いた物語。


この映画、ロッキーと対比して語られることが多いそうです。

たしかに格闘系のスポーツだったり、底辺の生活からなんとか這い上がろうとするストーリーだったりは共通してますね。

でも、この映画がロッキーと全然違うのは、映画全体を覆う開放的で楽天的なユーモアのセンス。

軽やかにしたたかにそしてきらびやかに。

次々に戦いに挑んでいく彼女たちのスタイルが映画をとても魅力的にしてると思いました。


若い女の子ならではの輝き。美しさ。叩かれても打たれてもめげない生命力、明るさ。健康的なセックスアピール。

そんな彼女たちを見たら誰だって好きにならずにいられない!

女の私でさえそうなんだから、男性ならきっと彼女たちにグッと来るんじゃないでしょうか?

どぉ?

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えぇわぁ~ww!





そして、何よりプロレスにささげる彼女たちの純情。

イケイケのお姉さんに見える2人だけど、プロレスに捧げるその心意気はとても純粋でまっすぐ。

そんな2人を見ていると心から応援したくなる。

素直にそう思うんです。


2人の絆の強さがまた良い。

互いに励まし合って、かばい合って…仲良し姉妹のようにいつも一緒。

悩みを打ち明け合ったり、いたわり合ったり、時には悪いところを諭したり。

強い絆で結ばれた2人を見ていると、彼女たちの現実が非常に厳しく将来が見えない状況であることがリアルに伝わってきます。2人で手を取り合っていないと辛すぎてやっていけないんだと感じます。

それで彼女たちがまたいじらしく思えたり。

夢を追いかけるって、本当に大変なんだね…。ホロリ。


で、ここにオッサンマネージャーのピーター・フォークが絡んでくると、またさらに1つ深い味わいが。


まぁ、敏腕と言ってもいい感じのマネージャーなんですが、ただね、なんていうか、キャラがindependentすぎる。。。

良くも悪くもビジネスライクになれない人で、良かれと思ってしたことがドツボにハマったり、やる気がしばしば暴走したりで、結構2人の足を引っ張ってるように見えないこともないのが若干アイタタ…。


だけど、このマネージャーが、どれだけ2人に惚れ込んでいることか。2人のことは俺が一番わかってるし、俺がアイツらを何とかしてやんなくっちゃ!って思ってるのがヒシヒシと伝わってきます。この人のことも、見てるとだんだんアツい気持ちになってきます。やっぱり彼女たちのマネージャーはこのオッサンしかありえないなぁ…。ホロッ。。。


そして最後のチャンスをつかもうとする時の、この敏腕マネージャーの盛大な働きっぷりが必見!

ここぞというときにババババ~ッッ!っと、やってくれちゃいます。

これぞマネージャーの鏡!あんた立派や~ (ノД`)ウッウッ…!

ブラボー!!

これぞTAG TEAM!

ここは是非実際に観てほしいな~。


なんていうかね、人はみな、DOLLS側であろうとマネージャ側であろうと、この心意気っていうもんを忘れたくないな・・・と、思ったりしました。



ストーリーについては詳しく語らないですが、

日本語字幕付DVDがないみたいなんで、お時間あるかたはぜひ映画館で観てほしい!

首都圏だと吉祥寺バウスシアターか、横浜のジャック&ベティでやってます。ジャクベは14日までなんでお急ぎを。

それ以外のかたはこちらを見てねo(^▽^)o



実はね、前日にロッキー観てから行ったのが結構よかった。

ロッキーとセットで観るの、おすすめします。

もちろん後で観てもいいのよ。

要するに一緒に見ると、2倍楽しいってことね。

全然違うタイプだけど個人的には「エイドリアァァァン(グォォォォ)!!」も非常に好きです(*^_^*)。

号泣必至


※あ、どうでもいいですけど、ミミ萩原って日本の美人女子プロレスラー覚えてる?あの人が対戦レスラーとして出てたよ。「あぁぁ!こんなところに!」みたいな感じでした(笑)。セリフとかはないけど結構重要なキーパーソンです。彼女らの新たな必殺技のキッカケを与えてるんで。


それじゃ今日はこのへんで。

We Want DOLLS!!

We Want DOLLS!!

We Want DOLLS!!

2012-11-25

Hedwig and the Angry Inch@早稲田松竹

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見てきました@高田馬場松竹。多分今回で6回目ぐらい。

DVD買ってもいいんだけど、出来れば大画面で見たいんだよねこれ。

…なんて思って今までDVDは買ってなかったんだけど、昨日久々に観たら画質が結構ヤバイかんじに落ちてきてたので、今後上映回数が激減する可能性もありamazonでポチッとやりました。

私、断捨離中なのに。。。ダメだこりゃww。

明日届きます多分。

断捨離中なのに(再)。



この映画、最初の公開の時にも見て、その後どこかでリバイバルでかかるたび、だいたい見てます。

愛について、自分自身の生き方について考え直す時、

この映画が人生の不条理と共に、それでもありのままの自分でいくしかないのだと優しく教えてくれる気がします。

友人でバンドをしている人が、このバンドのコピーをしていたりもして、自分の中ではとてもゆかりの深い作品です。


旧東ベルリンで母親に無視されるか折檻されるかで悲しく育てられていた美少年。

一人ぼっちの彼は、孤独を音楽で埋めるようにアメリカ軍のラジオ放送をいつも一心に聞いていた。音がもれないよう、ガスオーブンに頭とラジオを突っ込んで必死にアメリカの音楽に噛り付いていた。

彼は大きくなってその美貌を見初められ、東ベルリンに駐在していたアメリカ軍曹と結ばれる。そう、男同士で。


その後、彼の帰国に合わせて妻として東ベルリンを出ることにしたのだけど、それには性転換手術が必要。というわけで受けた手術が大失敗!1インチ分だけ『それ』が残ったオネエになっちゃった。

これが彼の最初の運命の転機となるのでした。

それがロックミュージシャンHedwigに変貌するまで、そしてミュージシャンになってからの彼の人生は…?




その後のストーリーについては、みなさんに是非見ていただきたいので語りませんが、

この映画で描かれているのは単にある1人のオネエの人生ではないんだな…と感じます。


人は誰しも自分のMissingPieceを求めてさまよう生き物なのかもしれない。

自分の魂にピッタリ合う運命の人が何処かにいると期待して探し求めて生きるのかもしれない。

ありのままの自分を、そしてありのままの相手を、互いに愛せる誰かを求めて止まないものなのかもしれない。

たとえそれが報われなかったとしても。


私自身にはHedwigのような個性の強さや自己主張、そして輝くばかりのクリエイティビティや才能は存在しません。

いたって平凡、普通の人間です。

基本的にボンヤリ人間ですしね。

でも、やっぱり…私のような凡人にも『私だけのSomething Special』は必ずあるものだと思いますし、それを自分なりに表現することを恐れない方がいいのかもしれません。誰かからダメ出しされることを怖れて丸い性格のいい子だと、結局は『いい子、いい子はどうでもいい子』になってる…そんなことがあったりするかもしれません。


私の中に実はある、何か。

それを無視してはいけないのかも。

やはりそれは大事にしようと思います。


たとえそれで痛みを受けるとしてもです。



さて、Hedwigの人生はどういう形で報われるのか、もしくは報われずに破り捨てられるのか。

最後のシーンは色んな意味を示唆していて、見る人によって解釈が変わってくるかもしれません。

それも含めて、ぜひ一度見ていただきたい作品です。

サントラがすごく好きでCDも持ってますが、いつかこれをカバーで歌ってみたいものです。

そういえばBonniePinkがカバーしてますね。




http://m.youtube.com/watch?feature=related&v=4p9mPhGo1j0:movie

なんか動画がうまく出ないんだけどまたあとでやり直してみますね。

では今日はこの辺で。

2012-02-12

The Commitments@DVD

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久々にThe Commitments(1991年公開)を見ました。

公開当時もかなり評判よくて、私も面白いと思って当時見たんですけど、40代になってから改めて見たらもっと面白かったですよ。


アイルランドのダブリン。

超不景気な町の低所得者階級の若者たちが熱いソウルバンドを作る。超白いブラックソウルバンドですww。お手本JB

理想は結構高いんだけど素人を集めて作ったバンドだし、メンバーもイマイチ賢くないしそもそも若いから、せっかく作ったバンドが何だかいっつもあっちにヨロヨロ、こっちにヨロヨロしてて実に頼りない。

そんなバンドのささやかな軌跡を描いた映画です。



ダブリンの町がねぇ・・・超汚いし、相当荒れてます。

ダブリンの不景気な空気、湿っぽくて寒い厳しい気候、全体に不穏なかんじ。

個人レベルではなく町そのものが貧しい・・・そんな雰囲気が映像からしっかり伝わってきます。子供らも逞しいといえば逞しいけど、どっちかって言うと荒んでて地域全体が不良の巣窟みたいなかんじ。個人的には嫌いじゃないけど(実は好き)、自分が実際そこにいたら確実に萎縮してパシリになる率80%という感じです。



バンドを組んだ皆は20歳前の多感な頃の子が多いです。

子供ほど単純じゃないし大人ほど開き直れない、そんな年頃。彼らは皆、おそらく町の鬱屈した空気とか先の見えない重苦しさというものを日頃から敏感に感じてたんだと思います。この子たちの抑圧された思いというものを切なく感じます。こういうのは大人になった今だから一層わかるわけですよね。

20年前に映画館で見たときはそこまでハッキリ感じ取ることは出来なかったです。



ま、そんな子たちだからソウルバンドを組むという1つの新しい目標を得て、夢中で取り組みます。つまんない毎日を何とか打開したい。だから、面白いことに必死でしがみついて。バンドは結構な速さで一気に上達します。でも、結局、おバカな子たちだから・・・つまんないことで一々つまづいちゃうんですよねぇ。

ま、そこが最高に愛しいわけなんですが。こういう愛しさも大人になって感じる気持ちだなぁ。

当時はただ『バッカでぇ~ww』って笑ってただけだもんね。



全体に情けなくて、底辺でジタバタしてる感がいつまでたってもぬぐえない彼らなのですが、でも、これがライブになるとパッと見違えるような集中力を見せて一気に輝きを見せるんですよ。

このギャップがいいんです。

見てるこっちはすごくトキメキますです。

愛しさ倍増です。

2時間足らずのこの映画で何度もライブシーンがあり、何曲もの歌が流れ、それだけでも飽きないですよ。

私はソウルはあまり聞かないんですけど、全部楽しめました。

音楽ってやっぱりえぇね!



ダブリンの町で着実に人気を得て、地元新聞やレコード会社からも注目を浴びるようになった彼らのその後の展開はいかに・・・。

この映画はある架空バンドの記録映画みたいなものなんですが、同時にダブリンを舞台にした若者の群像記でもあり、最後がほろ苦いのがまた私の好みです。


というわけで、改めてお勧めしたい1本でした。



P.S. 主人公の実家で、ローマ法王の写真の上にエルビス・プレスリーの写真が奉られてて、それ、お父さんの趣味みたいなんだけどその辺がまたちょっとイタいっていうか笑えるっていうか、訳わからなくてスキです。

zoe60zoe602012/02/13 01:29懐かしい〜!
いつ、どこで観たのかも覚えていないくらい昔に観ました。
この物語の原作者、ロディ・ドイルが大好きなんです。
どれもこれもダブリンを舞台にしたお話しで。最近、翻訳されていないけど、どうしているんだろう………。

beebo_abeebo_a2012/02/13 12:39こんにちはー。コメどもです。
ロディ・ドイルさんって今まで知らなかったんですけど、色々調べてみたら私も結構好みの作家かもしれないです。さっそく図書館で探してみようと思います!!

TasogareguitarTasogareguitar2012/02/26 06:00コレはDVDで持ってますw何回も観れる作品ですね。この頃だと、「ブラス!」も良かった。最近だと「ダブリンの街角で」は観たかな?あれが切ない。痛い。でも愛おしい。DVD欲しい。

beebo_abeebo_a2012/02/29 15:41あらら?Tasogareさん?!嬉しいな~。
コメどもですー!
やっぱり見てたか。ホントいっぱい見てるね映画。
お薦めいっぱい教えてつかぁさい!

2011-12-06

ステキな金縛り@MOVIX川口

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ステキな金縛り見てきました。

三谷幸喜監督の『小粋で大人っぽくてハートがほのかに暖まる』世界がたっぷり味わえる作品。これまでの三谷作品の中で個人的には一番好きだな~。ストーリーは全然違うけど、W.アレンの『アニー・ホール』みたいな洒落た雰囲気があって、深津絵里のチャーミングな魅力が画面いっぱいに溢れてて思う存分酔いしれられます。はー…深津絵里かわいい~。。。

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ほら!…ていうか西田敏行ひでぇww。


皆さんに映画館でぜひ観ていただきたいので、ストーリーとか内容についてはここでは語りませんが、キャスティングを中心に私の感じたことを記しておこうと思います。


出演俳優さんたちが皆さんとてもよかったです。どの方も“ベタすぎるわ!”ってぐらいハマッてるんですが、これは脚本も三谷さんなわけでやっぱり当て書きなんでしょうかね?

主役級の大物俳優さんたちが次々と端役で登場し、しかも嬉々としてチョイ役を演じているのを見てると、俳優さんたちが脚本を読んだ時に感じたであろう『これはいける!』という手ごたえの感触や、監督に対する信頼を感じ取ることができます。そして、そういった雰囲気は映画に生き生きとした活力を与えており、確実にこの作品の質を1段上に引き上げてると思いました。


俳優さん達の中で特にハマってると思ったのは、

ヒロインの深津絵里と敵役(?)の中井貴一。

ちょっと天然でチャーミングな深津絵里と非情で職務にあくまで忠実な中井貴一のキャラクターの対比が鮮やかで、また中井さんは、心の内に秘められた一面が図らずも出てしまうシーンが特に良かったです。中井貴一って昔から好きだったけど(仲手川君@ふぞろいの林檎たち)やっぱり好きだわ~。あの頃『中井貴一が好き』っていうと変人扱いされてたからあんまりカミングアウトしてこなかったけど、私の目に狂いはなかったな~やっぱり。(自信満々)

この二人以外では小日向文世演じる“あの世の使者”役がとてもハマってました。いつもの小日向さんとは全然違うんだけど、この人こういう面があるんだーっていうのが楽しめます。


あと、意外なことにお笑いTKOの木下がよかった!

この人

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深津絵里の彼氏役なんですけど『このヒロイン、こんな感じの彼氏と付き合ってそうだな~』というイメージそのまま。彼女のそばに何となく立ってる佇まいがとても自然で肩の力が抜けてて好感度高かったです。

ともすれば『実力・才能が画面からあふれ過ぎて息苦しい~!!』となりそうなこの映画でいいガス抜き役になってましたね。こういう『いるだけで良い』キャスティングも三谷監督はとても上手だと思いました。

同じことは深津絵里の父親役を演じた草薙剛にも言えて、正直、草薙クンって演技上手とか思ったことないんですけど、彼がそこにいるだけで空気が柔らかくなって、見る人を穏やかな気持ちにさせるものがある。それがとても魅力的。まさに天賦の才というか…。

こういう人って現実世界にも時々いて、オーバーヒートした場の空気をほぐしてくれたり、こちらがイキリたってる時にふと和ませてくれたりします。TKO木下にしろ草薙クンにしろ同じような役割を映画で果たしていて、彼らのおかげで単なる『笑って泣ける』という以上のほのぼのとした雰囲気が映画に加わってるのがとてもよかったです。



さて…この映画を一言で表するなら。

映画サイトでよく書いてあったコメントが『笑って泣ける映画です』というフレーズ。

でも、正確に表現するなら、これは『笑って泣ける』んじゃなくて『笑いながら泣いちゃう』っていう映画でした。



人生の色々なこと。

周りから見たら思わず笑ってしまうような、それでも当人には深刻な、それぞれの人が抱える色んな事情。

この映画では他人の目線で笑いながら、同時に当人の切ない気持ちもグっと伝わってきて思わず涙が出ちゃうんです。バカだな~って笑いながら同じぐらい切ない気持ちになっちゃうなんて三谷さんの真骨頂だと思います。


そして亡き人を恋い慕う、残された者の切実な思い。

この思いは永遠で、残された者の心を決して離れることはない。

そしてこの思いが心にある限り、亡き者は決して死んでなんかいない…。この映画はそう優しく語りかけてくれます。

身近な家族(ペット含む)や友人を亡くした経験のある人には大きな慰めになるメッセージじゃないかな、と思います。


というわけで、とても良い映画でした。

年末、気ぜわしい毎日ですけど、こういう映画を見て温かい気持ちになって心にゆとりが持てたら幸せってもんですよね。


おしまい。

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西田敏行…ww。

2011-12-05

マイブリッジの糸@UPLINK X

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山村浩二さんというアニメーション作家を知ってますか?

2002年に『頭山』という短編アニメがアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされ、一躍注目された作家さんです。

『頭山』って確か…さくらんぼを食べたら、お腹に残ったさくらんぼの種が発芽して、頭から桜の苗が生えて、大樹に育って、最後は自分の頭の上でお花見とかされちゃうんだけど煩くて大変…そんな話だったと思う。

あれは確か元は落語の話だったっけかなぁ?

リンクの映像を覚えている方も結構いらっしゃると思います。


この山村さんはアニメーションのすべてを手描きイラストで作られていている方。

イラストには鄙びたとぼけた味わいがあり、それに反して画面展開は怖いようなシュールな雰囲気があって、その独特のギャップが好きです。で、渋谷でこの山村さんの作品と海外の手描きアニメ作品を一挙に公開する上映会があるらしいと聞いてさっそく見てまいりました。

8作品一挙公開で63分上映。  短かいっ!

でも、すべて素晴らしい映像詩の数々でした。


今回作品が紹介されたのはNFB=カナダ国立映画制作庁のものばかり。

NFBは1941年にアニメーション・スタジオを設立し、以来、世界中の優れたアニメーション作家をバックアップして作品をプロデュースしているそうで、その世界では名を知らぬものなしだとか。私は今回初めて知りました。その世界の人じゃないから…(* ̄m ̄)プッ。



特に今回気に入ったのは

『The Bead Game by Ishu Patel (1977)』


『Wild Life by Amanda Forbis & Wendy Tilby (2011)』

こちら


『こどもの形而上学 by山村浩二 (2006)』

詳細


特に、ビーズゲームの美しさ、ダイナミズム、スピードはホントにすごすぎた!

上に貼った動画はほんの一部で、全体は13分間ぐらいあるのですが暗闇の中でこの映像を見ていると、まるで自分がこの映像の中に完全に入って一緒に動いているような気分になってきます。

素晴らしかったです。


もう1回見に行きたいと思ってUPLINK Xのカレンダー見たら、もう終わってた…。

残念!

こういう手描き(手作り)アニメって、作るの大変でお金もかかるからぜひ色んな所で上映してほしいんだけど、実際はなかなか見るチャンスが少ないですよね。

時々情報が入るとマメに見に行くようにしてるんだけど、

あんまり大々的に宣伝されないのでたいていスルーして後から『クッ…しまった…』という感じになります。

もっとアンテナ張らないといかんね~。


というわけで、

またいずれ機会があったらNFBの作品を見てみたいと思います。

robatodenirourobatodenirou2011/12/16 11:17「頭山」って元は落語なんですよね。
アカデミーノミネートきっかけで観てそこから知りました。
落語の中でも1番シュールなお話なんだそうです。

beebo_abeebo_a2011/12/24 22:21あ~こんばんはー。そうそう落語なんだって。しかも先日調べたら、私の記憶以上に最後はシュールなオチになってた…ちょっと怖いよねww。
それにしても短編アニメとか人形アニメ好きな自分としてはもっとこういう上映会がいっぱいあればいいのにな~って思います。
ところで、デニロウさんの今年の1押しの映画って何だった?私はやっぱり『大鹿村』かなー。

robatodenirourobatodenirou2012/01/27 04:25ちょいと年末年始バタバタしてたもんですから回答遅れました。
去年はそうですねぇ...全然見ませんでしたw
震災の前日に見た「ヒア・アフター」はやっぱり外せませんね。今年の3月11日にDVDで見返そうと思ってます。あと賛否両論ながらもアカデミー賞候補にされちゃってる「ツリー・オブ・ライフ」も劇場で見れて良かったです。
邦画だと「サウダーヂ」って感じです。

2011-11-26

今年亡くなった人追悼シリーズ2011 (1)         ピーター・フォーク。つまりはコロンボ。

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刑事コロンボって面白いですね。



……最初に結論言ったら、もう続きがないww。



コロンボの見どころってコロンボVS犯人の、必死の攻防ですよね。

互いに涼しい顔しながらニコやかに会話して、

押したり返したり、刺したりかわしたり。


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コロンボの意味ありげな態度、出鬼没な動きに、

犯人が驕ったり焦ったりしながら追及をかわすという、

黄金のワンパターンが40年たっても色あせないのは

そこに必死な人間同士の緊迫感が漂ってるから。

そう思います。

私はコロンボを何度も見てるのだけど

何回見ても毎度ちゃんとドキドキしてしまうのです。


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今日、久しぶりに何本かコロンボを見てみたのですが、

コロンボって怖いぐらい鋭いし相当ねちっこい。

一言でいうとしつっこい!

特に犯人とひとしきりしゃべった後『じゃ!』って別れて

犯人がホーッと『やれやれ、追及かわしたぜ』って一息つきかけたタイミングで『あ、そうそう。もう1点気になることが…』っていうあれ、

犯人も一緒に私もギクゥッッッ!!ってなっちゃいます。

『なっなに?!なによ?!』って、私には後ろ暗いところがないのに焦ったり。

(ないのか?)(えっ!いや…)

犯人がちょっと気の毒になっちゃったりしてね。



それにしてもコロンボ。

その藪にらみ。猫背。くしゃ髪。

汚いコート。ぼろ靴。安葉巻(迷惑なぐらい吸ってる。本屋でさえ吸ってる)。

そしてぼろ車。老いぼれ犬(名前はDog。って、そのまんまじゃんww!)。しがない地方公務員で、安月給取り。

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対して犯人はたいていの場合、

芸術家、経営者、学者、医者、弁護士、映画やテレビの業界人など、裕福できらびやかな世界の住人。



刑事VS犯人の構図は

互いの住む世界の違いの対比によって

より一層鮮やかに示されています。



このドラマは結局のところ、コロンボと犯人の対比のこの構図をしっかり決めたというこの一点で成功が約束されてるのよねぇ~と、改めて感心した次第です。



コロンボ役のピーターフォークは

この役に取り組んだことで他の役が回ってこなくなったこともあったようですが、

でも、彼に当て書きしたようなこのキャラクターに巡り合えて、

そして世界中のファンから愛された。

それはやはり幸せなことじゃないかな。そう思います。

この境遇は日本でいうと寅さん=渥美清さんとどことなく通じるものがありますね。



コロンボシリーズは、クレジットされてる監督名にときどきビックリ。

まだ無名のスピルバーグや、ジョナサン・デミ、

俳優のベン・ギャザラが監督したりしてます。

ピーター・フォーク自身も1作作ってますし。

ちなみにショーン・ペンのお父さん、レオ・ペンも1作やってますね。

当時の映画業界の層の厚さのようなものを感じます。




おしまい。



今年亡くなった俳優さんや監督に関する作品を

年末までにいくつか書ければ書いていきたいです。

2011-11-03

猿の惑星:創世記(ジェネシス)@TOHOシネマズ 渋谷

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『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』行ってきました。



『人類の幸福に寄与する目的で科学を追及する』という真摯な行為が、いつしか『にとって代わろうとする傲慢』に変質していく。これは今すでに人類が抱えている大きな問題だと思います。

医療に限っても、遺伝子治療や再生医療、生体間移植は人類の病気の治癒率を飛躍的に高め、人類の寿命を延ばしQOLを高めていますよね。それらは人々の幸せに寄与しているといえますが、倫理的な問題、そして『人がそこまでやってもいいのだろうか』という普遍的で宗教的な感情を解決するには至っていません。



(この先、ストーリーについては書いてないですけど、

描かれているテーマについては言及しているので、

まだ観てない人でイヤな人は読んだらイケンよ~♪)




この映画はうかつにの領域に踏み込んでしまった人類に対して下された、痛烈なしっぺ返しの話という見方が出来るんですが『確かに間違ったかもしれない。でもどうすればよかったのか?』という問いへの答えは示されていません。

これは私たちが今実際に抱えている問いであり、答えが出ないまま科学は前進している。正解はどこにあるんだろう…。

この映画はそんな現状にある私たちに示された、1種のシュミレーションともいえそうです。



薬によって知能を与えらるという運命を背負った猿、シーザー。高い知能をもったことで『自分は猿なのか、人なのか?』という哲学的な問いを抱え込むことになった彼の苦しみや孤独。やがてそれは不信、絶望、怒り、そして『NO-!!』の叫びに変わっていきます。観客は皆、シーザーの心情の変化に強い共感を覚え、深い同情を寄せずにはいられないでしょう。

ちょっと横道ですけど、この映画ではストーリーだけでなくVFX(特殊効果)も素晴らしいので、猿という異種への強い共感も自然と生まれるようになっているのがとても優れたところだと思います。ハードとソフトが高いレベルで協調してるんですね。


もとに戻って。

この映画で人類が直面する事件とその後の状況はかなり絶望的で、できる対応策といえば単なる対症療法的なものにすぎません。そして見終わった後の私たちは、この映画が示した課題を抱えて席を立つことになります。

『じゃぁ結局どうしたらよかったのだろう?』という主人公と同じ問いを…。



それでも、この映画で描かれた暖かいもの、たとえば主人公のウィル(byジェームズ・フランコ)の誠実さや正義感の強さ、お父さん(byジョン・リスゴー)の穏やかな優しい人柄、二人の暖かくて緊密な父子関係、そして二人と猿のシーザーの幸せな家族関係…といった人間関係全般を見ていると、緊張感いっぱいのこの映画にも希望を見出すことが出来ます。

そういう暖かいものが、私たちが抱えている問題の解決にどう影響するのか具体的にはわからないけど。

結局、暖かな人間関係なんていうヤワなものは、この難しい問題の解決には何の役にも立たないのかもしれないけど、それでも私たちはこの暖かい世界に軸足をしっかり置きながら、同時に困難な問題、課題から逃げずに取り組んでいかなくてはならないんだろうなと思います。



考えると、これは今まさに私たちが抱えている原発問題に対して、各自がどういうスタンスでいるべきかということにも通じているかも。

私たちは原発の直接の担当者ではないけれど、今後これをどうしたいのか、この問題にどういう態度で臨むべきなのか、それぞれが考えて自分なりに取り組むべき何かがあるのかも…とは思います。

そういう点ではこの映画はとても普遍的なテーマを扱ってるんですよね。




というわけで、

すごく楽しんだんだけど同時にいろいろと考えさせられる、おすすめの1本です。ただ、疲れてるときは避けたほうがいいかも。パワーにやられます。


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2011-10-23

ディナーラッシュ@東京ごはん映画祭

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ディナーラッシュ


黄金色の油を泳ぐ揚げパスタ。

熱湯に身をよじるオマール海老。

フライパンで軽やかに宙を跳ぶパスタ。

力強く赤い炎をあげるグリル。

怒号飛び交う厨房を軽やかに舞うシェフ。

競歩選手のように先を競って走り回るサービス係。

趣味のよいクラシックモダンな空間。

ホールに響くガヤガヤした話し声。

ブルネロ・ディ・モンタルチーノ。

ヴーヴ・クリコ。

店の入り口で指揮者のように構えるマネージャー。

大挙する客。

その脇をすましてすり抜けていくセレブ…。


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これら全てが一体となり1つの大きな生物のように息をしているこのレストランというもの。そのピークタイム。


実力・人気・勢い。

すべてを得た超人気店独特の雰囲気がまざまざと感じられる映像が素晴らしい。リズミカルで、色がきれいで、動きがあって。自分がレストランの中にいるような錯覚に陥ります。

そして観ているうちに、店のスタッフ同様こちらもアドレナリンがどんどん分泌されて興奮状態になってきます。



カルパッチョのオレンジソース

ステーキ・フィオレンティーナ

オマール海老のシャンパンソース バニラ風味

アーモンドチョコケーキ など、

ヨダレのたれそうなメニューが次々。

うぅぅ…残りもんでもいいから食べたいぜ。

(意地汚いww)



そして客たち。

どうして彼らはこの店に大挙するのでしょう?

お料理は最高だけど、席は狭いし、予約してるのに待たされるし、混みすぎててお料理はなかなか来ない…だけど皆どうしてもここでご飯が食べたいみたい。



果たしてこの人たちは本当は、ここにご飯を食べに来るのか、それとも食べられに来るのか…?

観ているうちにだんだん判らなくなってきます。

レストランという巨大な生物に仕える人々がいて、そしてそこにレストランに食べられに嬉々として飛び込んでくる人々がいる…そんな風にも見えてくるんです。



作る人、サービスする人、食べる人…。ここに出てくる人たちは、皆、美味しいものに取りつかれた人たち。

一番活気にあふれたディナーラッシュ(ディナーのピークタイム)での、さまざまな彼らの顔が見られます。



残念ながら、お客さんは総じてあまり品よく描かれていなくて、特に「この店を昔から知ってる風」の常連や「料理について一言あります風」のスノッブなセレブ気取りの人たちの安っぽい見栄があちらこちらで見受けられるのが、何となく可笑しいです。きっと、お店の人たちって妙に気取ったお客さんのことはあんなふうに皮肉っぽく見てるのかもね。

個人的な意見ですけど、きちんとしたお店にはきちんと誠意を持って振舞い、敬意を払う必要があるよなー。

改めてそう思います。

そして何よりも、作ってもらった料理を愛をこめて美味しく食べる。それが大事だよね~。




さて、ここにある全ての人や物がこのレストランに仕えているように見える中で、このレストランを完全にコントロールしている人がたった一人だけいました。




それは…

王様のようにいつも定位置でゆったり構えているオーナー。

( ̄△ ̄;)エッ・・?じーさん、アンタ一体…




愛する息子にこの店をどのように引き継がせるべきか。

息子に充分な実力はあり、実際、彼の力で超人気店という地位を確立・維持している現状であっても、

自分の残した負の遺産があり、親として男としてその遺産を片付けそして自分も納得して引退したい。




そんなオーナーが取った行動は…。

実に鮮やかな、

クールでビューティフルでそして息子や従業員への愛溢れる引き際に

思わず『おぉー…(ノ゜⊿゜)ノビックラシター!!』です。

賛否両論あるでしょうが、個人的には痛快でクールで、最高だと思いました。イタリア人らしいですしねww。




食べることが好きな人にはぜひ観てもらいたい1本です。




f:id:beebo_a:20111023210909j:image

宙を舞うパスタ

CemreCemre2012/09/28 01:20Help, I've been informed and I can't become ingornat.

dlibduiwdlibduiw2012/09/28 08:17VWBgqn <a href="http://dfbkrqblojry.com/">dfbkrqblojry</a>

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wswdnmiydbwswdnmiydb2012/09/30 21:47OaLLPC , [url=http://rhvuhqddkoat.com/]rhvuhqddkoat[/url], [link=http://cvgvyuzilprf.com/]cvgvyuzilprf[/link], http://mmrtrumdglmf.com/

2011-10-22

花よりもなほ@DVD

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06年の是枝裕和監督作品。

是枝監督については『誰も知らない』の頃から好きでしたけど、これもすごく好きです。



父親の敵を探し出して討つという重い荷物を背負わされて故郷から江戸に出てきた地方の青年武士。

3年という間に当初の熱い気持ちは薄れ、もともと剣術のレベルもさほど高くなく、

かといって今さら『あだ討ち、やめます』ともいえず、

そうするうちに故郷からの仕送りは途絶え、

どうにも中途半端で行き止まりな日々。





長屋の住人との交流や、そこに住む後家さんとの淡い恋を通して、

『武士として求めらる生き方を追求する』より、

彼が本来持っていた

『暖かいもの、明るいものを求める気持ち』

『日々の幸せを愛しく思う気持ち』

『可愛いものをいつくしむ気持ち』が彼の心の中で大きくなってきます。

彼にとって、ますますあだ討ちへの気合が薄れていきます。




しかし、そう簡単に『やめます』といえない。逃げることもできない。

心優しい青年武士の葛藤、繊細な心の揺れ動き。




あだ討ちするのか、しないのか・・・?

色々な人たちとの交流を経て彼が出した結論は・・・?

この凡人・小市民な青年武士が窮余の策でひねり出した非凡なアイデアとは・・・?



ともかく

岡田准一の演技がすごくいいです。

子供を見るときの目、敵を見るときの目、好きな女性を見る目、長屋の住人たちを暖かく見る目。

全部すごく違っていて、この俳優さんを改めて見直しました。

素敵な俳優さんだったのねー。全然気づいてなかったわ。



それと、脇役の皆さんがね~。

すっごい豪華ですよ。

キャスティングについては、理想をほぼ全部実現できてるんじゃないでしょうか。

お笑い芸人さんたちの配置のしかたが絶妙で、この映画のベースになっている明るさを支えてくれてます。

それと同時に実力のある俳優さんたちがビシっとしまりがあるので、

明るく開放的で庶民的なのに、全体にきちんと品のある画面になっているんですよね。

この品が是枝さんの持ち味かなーという気もします。

こういうとこ、結構好きです。


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みよ、この豪華な面々を!

後ろにいるのは香川照之だよ!この人がまた・・・w。




この映画

一種の『忠臣蔵外伝』になっていて赤穂浪士たちも登場するんですよ。

結構、ストーリーにも絡んでたりして、

彼らの生き方と対比させながら見ることが出来るので、

これまた面白さが増しています。





もしよかったら、見てください。

結構、いや、かなりお勧めです。


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花よりもなほ公式サイト

SOHSOH2012/07/19 17:44That's more than senibsle! That's a great post!

mjyywfizmjyywfiz2012/07/20 12:03q2VkJu <a href="http://vlxbaqhfhxqa.com/">vlxbaqhfhxqa</a>

grumecegrumece2012/07/20 21:46SVffx7 , [url=http://xquzwlgwujez.com/]xquzwlgwujez[/url], [link=http://ikaexnpzmgxl.com/]ikaexnpzmgxl[/link], http://dyyjaijuhsjg.com/

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