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2011-10-10

Cooking Up Dreams @東京都写真美術館ホール

| 18:50 | はてなブックマーク - Cooking Up Dreams @東京都写真美術館ホール - Beebo’s Juke Box Lounge


東京ごはん映画祭だよ



映画といってもストーリーはないですし、

画像がこってるとか音楽が…とかもないので

この記事は映画評にはなりませんが、

ぜひ食いしん坊さんには見ていただきたい1本なので

紹介することにしました。




ペルー料理を通してペルーという国をのぞいてみる。

映画の後、ペルー料理が食べたくなる、

旨い・美味しい・ドキュメンタリーです。




ペルー料理って、実に多彩だったんですね。

すごく奥が深くて、そのことにビックリです(゜○゜)ヘー!!



ペルーってそもそも多民族国家なんですね。

先住民のインディオ系(といっても何種類かある)、

ヨーロッパ系、アフリカ系、中国系、日系…

多くの民族が共存しているので、まず文化が多様。




そして、ペルー国内で地域の特性がハッキリしています。

●スペイン・クレオール文化の影響を強く受けた沿岸部、

(新鮮な魚のマリネ。セビーチェ)

●伝統的なインカ帝国文明の影響が残る山岳部、

(ジャガイモとパンのシチュー)

●中国や日本などアジア移民の影響を受けた都市部、

(炊き込みごはん、焼きそば?中華炒めみたいなのとか)

●アマゾン河流域。

(バナナの皮でつつんだおこわ、淡水魚のBBQなどなど)

●シュラスコみたいな牛肉の串焼きやブタの丸焼き

(内臓も食べる)

etc,etc…

どの地域で食べられている料理も本当に美味しそう!!

それぞれの地域で風土・文化に基づいた料理のスタイルがあり、

また、貧富の差によって食べるものが違っています。



また、一方で、

モダンなフレンチキュイジーヌみたいな雰囲気のペルー料理が

今、かなり発達していて、ペルー国内はもちろん、

スペインのレストランやホテルで人気が出ているそうです。

くーっ!食べたい!!

ペルーは食材が豊かなのでシェフたちはすごく刺激を受けるみたいですね。

ペルー料理ってこんなに進んでるんだ~って、新鮮な驚きでした。



食材の多さについて言えば、

たとえばトウモロコシやジャガイモだけでもそれぞれ何種類もあったりとか、

日常的に使われる野菜の種類がすごく多いですし、

(そもそも私たちが日ごろ食べている野菜の多くはこの国が原産なんですよ)

お肉も牛肉、豚肉、鶏肉(アヒル)にとどまらずテンジクネズミとかも食べます。

海の魚はもちろん、アマゾンの淡水魚も豊富。

食材の多さは、この国の本来の力強さ豊かさ、そして将来の可能性を感じます。

なんて素晴らしい国なんだ、ペルーヽ(;´Д`)ノステキ!



また、ある有名シェフが

貧しい地域に安く通える料理学校を設立し、

若者たちを育てているプロジェクトを見て、

ペルー料理の将来性について、より一層期待が高まりました。

すごい!すごいよペルー!




そして、映画の最後に

『食べることは生きること』をヒシヒシと実感させてくれるシーンがありました。



2007年に起こったペルー大地震の後、

瓦礫の中から一人ひとりが立ち上がって

自主的に炊き出しを行う場面。

1つの寸胴なべにトマトシチューがいっぱい。

一人のおばさんがグツグツ煮込んで、『さぁ食べよう』って。

3月の日本でも同じことが起こりましたね。

同じ釜の飯を食い、共に泣き、共に笑う。

これは世界共通の人の根源的な営み。

傷ついてる誰かと一緒にご飯を食べることって

誰かにしてあげられる、一番簡単にできる

慰めの行為なんだと感じます。

慰められたら、また顔をあげることができる。

食べることは生きること。

手垢のついた表現ですが

それが心にしみてくるシーンでした。



そして、この地震で店主が亡くなった料理店で

一人娘が店を再開する。

『お店を再開するつもりはなかったけど

お父さんが人生をかけて作った店を

継がなくてはと思った』

涙ながらに語り、お店で出すセビーチェを作る娘さん。

『お父さんの味にはまだ近づけないけど、

何とか続けてみせる』

こういう気持ちにも国境はないんだな。

ジーン…。




ペルー料理のブームが来てもまったく不思議じゃないと思います。

ん?いや…この作品はそれを目論んだプロモビデオなのか?

だとしたら、思いっきりハマってますが、それでもいい。

もっとペルー料理の店が増えたらいいのにー!




さて…

私は食べることが本当に好きで、

自分でも色々作ったりするんですが、

毎日のことになるとやっぱり飽きが来るし

正直、平日はほとんど何もしないです。

そして週末でさえマンネリ感は否めません。

一人暮らしの現実なんてそんなもんです。



でも、この映画をきっかけに

もう一度、自分の食生活を根本的に見直したいと感じることが出来ました。

この歳になると、

ある程度いろんな国の料理を知ってたつもりだったけど

全然何も知らなかったなぁ。

ホントに料理って限りないんだなぁ。

料理が楽しい、好きだと思えるなら、

この映画でこんなに心躍るなら

もっと真剣に取り組んでもいいんじゃない?

自分の中にそんな気持ちが芽生えてきました。



いや、別にいきなり会社辞めて学校に入るとか

そういうんじゃないんですけどねww。

毎日の食事のレベルなんですけど

好きだと思うなら、もっと自分の可能性を広げられるんじゃないの?

そう思ったりしたんです。



ペルーに関係ないけど

すごくパワーが沸いてきて、

また明日から、美味しいご飯食べて頑張るべー!!

っていう気持ちになりました。


おしまい。


『東京ごはん映画祭』

恵比寿で10月23日までやってます。

この映画以外にも、色々なごはん映画をやっているので、

食いしん坊さんは見に行くといいと思います。

HERO-chanHERO-chan 2011/10/11 21:42 ごはんのマンネリ化に嫌気がさしてる人が来ましたよっと。
ペルー、いろいろと美味しそう(*^。^*)
各国みならって…というわけにはいきませんが、明日から心入れ変えてなんかやってみよ。ほら、ここの管理人さんもスイートポテト作ったとか言ってたしね。食欲の秋ですよ!

beebo_abeebo_a 2011/10/12 00:12 ペルーの食文化の多様性そして力強さに圧倒されて今も現実に戻れません。ペルーの人々はつましい生活を送っているのかなーと何となく勝手に決め付けていましたが、とんでもない!常日頃いつかは南米に行きたいと思ってましたけど、もっと行ってみたくなりました。向こうで本場の各地のお料理を食べてみたいです。とはいえ現実はなかなか・・・。今日も残業で夜ご飯はコンビニパスタです。とほー。せめて朝ごはんだけでも何とかしないとねー。

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