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2013-12-23

もらとりあむタマ子@シネマ・ジャック&ベティ

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就活に失敗して実家に戻ってきた新卒ニート、タマ子の痛々しい日々。

そしてタマ子がきっかけを掴んで歩き出そうとするのかしないのか、そこら辺もハッキリしないところがまた「かゆいところに手が届かん!」という、なんだかムズムズする映画でした。

でもそこが個人的には面白かったし、それがこの映画の計算されたスタンスで魅力的な点だと思う。




この映画の成功はなんといってもタマ子=前田敦子(あっちゃん)というキャスティングに負うところが大きく、観終わった今、彼女以外のタマ子はちょっと思いつかない。


あっちゃんのことは全然知らないし、AKBも興味ないし、最近やってたNHKの時代劇はぶっちゃけ観てらんないぐらい酷かったので正直期待してなかった。ただ、この映画に限って言うと「私のことはキライでもぉ(ウッウッ)AKBのことはキライにならないでクラさい(ヴォエェ~)」という「は?どしたww?」なあっちゃんと、「自己評価だけは高く家の中じゃ甘ったれの内弁慶。自意識過剰なくせに自信が全然ないから外に出るといきなり卑屈」というタマ子のナイーブで面倒くさい性格が非常にかぶる 笑。そしてそこが映画成功の礎になっている気がした。(ファンのみなさんごめんなさい)


家の中ではぐうたらで恩知らずで傲慢で躾のなっとらん、たちの悪いお嬢ちゃんなんで、日曜日の張本さんみたいな大人がこれを見たら「カーッ!怪しからん!その腐った性根を叩ッ直してくれる!」と吠えたくなってくると思う。だけど、時々、就活の挫折から立ち直れていないタマ子の寂しげな表情や全身から発せられる負け犬オーラを見てるとやっぱりちょっと可哀想というか…痛ましい。


この「憎たらしいんだけど、なのにちょっと可哀想でイタイケで放っておけなくなる」というのを自然に演じたあっちゃんは、等身大の何でもない&何もない20代にしか見えなくて、これがトップアイドルだった子なの??って意外な感じだった。これを演じているのだとしたらあっちゃんは結構すごい子なんじゃないかしら?と、思い、この映画の監督(山下敦弘)×あっちゃんのもう1つの作品「苦役列車」も見てみましょうDVDで、と思っているところです。


観終わった後「本当に全然可愛くない様子を撮って逆に可愛く思わせるという珍しいパターンのプロモ映像がここに成立してるんじゃないだろうか…?」と、この映画の不思議な魅力についてブツブツ考えながら帰ってきました。

そして何よりアイタタタだったのは、私の20代にホントそっくりだったという…そこですワ。しかも自分の場合は可愛くもないという…笑(あー心が痛い)。

もー酷いところが全部そっくりで顔から火が出る気がしたわよ…。



 父 「日本がダメなんじゃなくて、お前がダメなんだよ!」

タマ子「少なくとも………今ではない(`・ω・´)キリッ」

はぁぁ…タマ子憎ったらしい~ww

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