Hatena::Groupredhotchilipeppersfan

chilican はてな(Redhotchilipeppersfan Edition) このページをアンテナに追加 RSSフィード

はてなダイアリーは http://d.hatena.ne.jp/chilican/

2009-12-20ジョンのこと このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

ジョン脱退に関して。

10年前のギタリストおらんかった時代の時に思った

「ナヴァロさんやめちゃったの?これからバンドどうすんのよ(´;ω;`)

もうレッチリ聞けないんだどうしよう つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚」

というような動揺はない。

わたくしも10代の繊細な少年ではもはやないのである(←自分で言うな)。

やりたくないんならしかたないよね。

ジャズやクラシックをロックよりもはるかに頻繁に聞くようになって、一つのグループや、定番といわれる組み合わせであっても一緒に活動する人が変わっているからといって、別に人間関係がこじれて2度と顔を見たくない、というケースのほうが珍しいし、「再会」も「やあやあ皆さんお待たせしました。久々にこの顔合わせみたいでしょ」ってごくあっさりと行われたりするもんである。

オリジナルバンド再開のため、現メンバーは仕事しなくていいよ、ってあっさりと決めちゃうKISSの悪魔おじさんほどビジネスライクなリユニオンだとそれはそれでがっかりですが(でも、KISSの場合クビではなくて、当時のギターとドラムにちゃんとお給料出てたそうです。結局初代宇宙人とネコさんはやめちゃうんだよね)、そうはなるまい。

だから、またそのうちこの4バカの再会も見れるだろうと楽観視している。

でも、「少なくとも予見できる将来、レッチリジョン・フルシアンテはいない」という事実はやっぱりつまんないし、悲しいのだ。

ジミヘンの「砂のお城」のカバー聞いてたんだけど(スタジオ版。BSSMiTunes限定ボーナスのやつ)、ギターソロに入るとこでアンソニーが"Take it, Johnny"って声をかけるのね。

よくある声かけですよ。でもその一言と、それに続くジョンのソロにぐっときて、いまちょっとうるっとしてしまった。

暫定的に(というのは公式な声明がないので)、ジョシュ・クリングホッファーが加わっているらしいが、彼とほかの3人との相性とか、あるいは第3のギタリストが現れるとして、次が誰になるかとかを考える気分ではないなあ。

トラックバック - http://redhotchilipeppersfan.g.hatena.ne.jp/chilican/20091220

2009-09-17トゥールの白塗りパンツ、21st Century Schizoid Manを歌う。 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

The Human Experimenteなるバンドによるキング・クリムゾンの「21st Century Schizoid Man」のカバーを買って聞いてみた。

情報源はFractalismさん

ロバート・フリップ自身がギターで、さらにトゥールのメイナード・キーナンが歌で参加しているという。このバンドの中心人物であるパーカッショニスト兼作曲家Jeff Faymanという人のことはこれっぽっちも知らないが、フリップと組んだこともあるらしい。

かなりメタリックなサウンドで、さすがにメイナードが「きゃあっつ、ふうっつ、あいろん、くろう」とがなるともりあがりますが、ドンシャリなのもあって、特にオリジナルの「ジャズ」パート(ぱらっぱらっぱっぱぱ、のとこ)なんかはさらっと通過しちゃうのもあって、今2つくらい盛り上がりに欠けます。フリップのギターがここでぎゅいーん、と来るんですが、オリジナルではサックスが吹いてたリフが弱いのとキーボードの音が古臭いのはなんとも残念。

試聴もしないで買うんじゃなかったぜ。

損したってほどではないんだけど、豪華メンバーの割りには普通だねえ……。

iTunes Storeのリンク。

The Human Experimente / 21st Century Schizoid Man

トラックバック - http://redhotchilipeppersfan.g.hatena.ne.jp/chilican/20090917

2009-05-26元ウィルコのジェイ・ベネット死去。 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

ウィルコのギタリスト、キーボーディスト、ソングライターだった、ジェイ・ベネットが亡くなった。

享年45歳。

当初カントリー・ロックバンドとしてスタートしたウィルコはどんどん変わっていって、今では結成時のメンバーはリーダーのジェフ・トウィーディーとベースの人しか残ってないんだけど、中期のポップで作り込まれたサウンド(具体的にはBeing ThereからYankee Hotel Foxtrotまで)時代に大きな役割を果たしていたのがこのベネットだ。

f:id:chilican:20090526084542j:image

特にYHF大好きなぼくとしては、このアルバムの曲と演奏のよさと、ちょっと薄暗い雰囲気がたまらん。もっともベネットはアルバム制作中からトウィーディーと衝突し、完成後にバンドから解雇されてしまうのだが(その様子はドキュメンタリー映画I Am Trying to Break Your Heart: A Film About Wilco<邦題『ウィルコ・フィルム』>にくわしい。レコード会社からのお蔵入り通告、2人の衝突など、見てるこっちの胃が痛くなる)、作曲においても演奏においてもベネットの存在は大きい。このアルバムではエンジニア・プロデューサーとして活躍しているジム・オルークだが、よりコミットメントを深めてバンドの一員になった次のアルバムはポップとアヴァンギャルドを両立させようという試みが空回りしている。

さて、ベネットであるが、まだ死因は特定されていない。

痛みを訴えていたことや、ウィルコに対して訴訟を起こしていたことから病気で困っていたらしいのだが、突然のニュースで驚いた。

悲しいですね。言葉が見つからない。ウィルコを聞き、冥福を祈ることとします。

NYタイムズの記事はこちら。

Jay Bennett, Ex-Member of Wilco, Dies at 45 (5月25日付)

トラックバック - http://redhotchilipeppersfan.g.hatena.ne.jp/chilican/20090526

2009-05-22バルトークからジミヘンへ、電子音の恍惚 Kronos Quartet Plays Sigur Rós このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

f:id:chilican:20090522163937j:image

Kronos Quartet Plays Sigur Rós (Nonesuch, 2007)

クラシックの「現代音楽」に限らず、ロック、ジャズ、世界各地の音楽をレパートリーに持つ弦楽四重奏団、クロノス・カルテットがアイスランドのアンビエント・ロックバンド*1、シガー・ロスの曲"Flugufrelsarinn"を取り上げた一枚。

一枚、と書いたけれども、デジタル配信のみで「星条旗」(ジミヘンのバージョンを取り入れてのアレンジ版)とのセットなので、事実上シングルだ。iTunes StoreとNonesuch Storeで取り扱っているけれど、iTSがDRMつき128kbpsのAACで300円なのに対し、Nonesuch StoreはDRMなし320kbpsのmp3で2ドルなので、クレジットカードがあって、英語サイトでの購入も平気な人なら、iTSで買う理由はない。mp3ファイルにはジャケットが埋め込まれていたりはしないが、ジャケットがほしければ、商品サイトにあるものをローカルに保存すればいいだけだし。

さて、シガー・ロスの"Flugufrelsarinn"("The Fly Freer"と英語では訳されている)だが、たゆたうような中にひとすじ、哀愁のある旋律があって、ほっこりします。クロノスQを聞く人は特にクラシック一筋ではない人が多いと思うけれども、クラシック音楽的な文脈でもグリーグやドビュッシーが好きな人はいける演奏だ。ぼくはメシアンのオルガン曲なんかの陶酔する感じも連想した。バルトーク好きも、過激なリズムをこの曲に求めなければ受け入れると思う。もう一曲の「星条旗」はジミヘンの、ウッドストックで有名なあれ。ジミに倣ってコンサート音源がおさめられている。バルトークの弦楽四重奏第四番とジミヘンをまっすぐにつなぐ編曲になっている。透明感があるので、ジミヘンってよりはテリエ・リプダルみたいなあばれようだけども。どちらも電気/電子楽器のフィードバックノイズを弦楽器で再表現/表象して見せた好演だ。

クロノスQは新譜Floodplainもでた。試聴したところ、中東から北アフリカあたりの音楽を取り上げたもののようだ。

*1:という理解でいいと思うのだけど、なにぶんちゃんと聞いたことがないので、よくわからない。有名な胎児のジャケットのアルバムは昔聴かせてもらったことがある。その時点ではロックの文脈だと、ロジャー・ウォーターズが引っ張っていたころの(要するに一番有名な)ピンクフロイドとかとともに聞けそうな感じだった。

トラックバック - http://redhotchilipeppersfan.g.hatena.ne.jp/chilican/20090522

2009-05-14The Red Hot Chili Peppers / Freaky Styley このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

リマスター再発盤について書きました。せっかくなので、かつて自サイトで公開していた感想を再掲したいと思います。

クレジットはリマスター盤準拠。注釈もつけちゃう。

f:id:chilican:20090512133825j:image

The Red Hot Chili Peppers / Freaky Styley (1985)

  1. Jungle Man
  2. Hollywood (Africa) (The Meters)
  3. American Ghost Dance
  4. If You Want Me To Stay (Sylvester Stewart)
  5. Nevermind
  6. Freaky Styley
  7. Blackeyed Blonde
  8. The Brothers Cup *
  9. Battleship
  10. Lovin' & Touchin'
  11. Catholic School Girls Rule
  12. Sex Rap **
  13. Thirty Dirty Birds
  14. Yertle The Turtle

All songs were written by Flea / Anthony Kiedis / Cliff Martinez / Jack Sherman except where noted.

* by Red Hot Chili Peppers (Anthony Kiedis / Flea / Hillel Slovak / Cliff Martinez)

** by Balzary, Kiedis, Slovak, Irons

Additional musicians

  • The Horny Horns; Fred Wesley - trombone, Maceo Parker - saxophone, Benny Cowan - trumpet
  • Larry Fratangelo - percussion
  • George Clinton, Steve Boyd, Andre Williams, Mike "Clip" Payne, Pat Lewis, Joel Virgel, Robert "Peanut" Johnson, Shirley Hayden, Louis "Bro" Kabbabie, Gary Shider - backing vocals

Produced by George Clinton


「ファンク界のゴッド・ファーザー」、元FUNKADELIC/PARLAMENTのジョージ・クリントン*1のプロデュースによるセカンドアルバム。 3rdアルバムTHE UPLIFT MOFO PARTY PLANや4thアルバムMOTHER'S MILKのような破天荒さはないが、「ファンクであること」 を追求した作品。

"American Ghost Dance"や"Yertle The Turtle"、そして"Hollywood(Africa)"(ファンクバンドTHE METERSカヴァー)、"If You Want Me To Stay"(Sly And The Family Stoneカヴァー)といったファンクナンバーは文句なしにかっこいいんだけれど、"Nevermind","Blackeyed Blonde","Catholic School Girls Rule"などの速い曲はエッジが効いていないので、いまいち。この点はクリントンのミスで、彼はRHCPのファンクネスは見事に出しているけれど、パンクな部分をつかみきれなかった*2のだと思う。

アウトテイク集OUT IN L.A.収録の"Nevermind(Demo version)"はアルバムヴァージョンの不満を晴らしてくれる、スラップ爆走ヴァージョンOUT IN L.A.には"Sex Rap(Demo version)" も入っていて、やはりデモ*3のほうがハードな出来になっている。ぼくはアルバムヴァージョンの頭のドラムソロが好き。このドラムソロはクリフ・マルティネス会心のプレイである!タイトル曲"Freaky Styley"はSONIC YOUTHを思わせる*4フリーキー・ファンクだ。

オリジナル・ギタリストのヒレルが復帰し、*5妖気あふれるギターを弾きまくっている。ドラムのクリフも、1stアルバムとは比べ物にならないくらい、すばらしいのだ。でも、クリフのプレイはジャック・アイアンズチャドに比べるとパワーと豪快さに欠けていて、ちょっと生真面目すぎだと思う。実際、" Jungle Man"のビデオクリップ(ライヴ映像で構成されている)で見る彼はフリーアンソニーヒレルがおバカでハジけたパフォーマンスをしているのに対して、あまりにもひたむきで、職人的な印象だ。そのせいか、彼は'86年にバンドを離れている*6。また、このアルバムにはメイシオ・パーカーP-FUNKのホーン隊(ホーニー・ホーンズ)が参加している。

*1:なぜ両グループの創始者かつリーダーなのに「元」なのか。当時訴訟によってグループの名前が使用できなかったからだ。

*2:パンクではないが、ドクター・ファンケンシュタインはワイルドな性格をちゃんととらえてる。この文を書いた当時、10年くらい前のぼくはパンクにこだわりすぎて、聞き取れてないね。リマスター版ではこれらの曲もぐっと迫力を増している。

*3:どちらもリマスター版にも入っている。『OUT IN L.A.』は秀逸なジャケットの編集盤だが、さまざまな再発や編集盤で、ここでしか聞けないものが減り、価値が目減りしている。

*4:どう考えてもファンカデリックとジミヘンとスライだろ、という突っ込みはなしの方向でお願いします(苦笑)。当時はほかに比較対象をあげておかねばという気持ちがあったようだ。なぜソニックユースが出てきたか。ファンクではないがミニマリスティックなリズムの曲が多いのと、ジム・オルークとつるんでた当時、面白いグループだったからだ。

*5What Is This?が売れていて、プロデューサー(トッド・ラングレンらしい)ともめてなかったら、彼の復帰は遅くなっていた、あるいはなかったかもしれない。本作収録曲の大半で、2代目ギタリスト、ジャック・シャーマンが共作者としてクレジットされている。

*6:演奏はね。ブックレットでもみられるがファッションセンスは突き抜けて変な人。脱退理由もジャックの復帰を優先させたからだろう。現在は映画、舞台音楽の分野で活躍中。

robatodenirourobatodenirou2009/05/16 09:31はじめましてです。
驢馬賭DE弐瑯と書いて「ろばとでにろう」と読みます。
貧乏なのに音楽に関しては色々興味がありすぎて、深く掘り下げずに広く浅くなミーハー野郎の映画バカです。

実は僕、未だに「母乳」以前のアルバムを購入してないです(恥)
やっぱり購入するのはリマスターの方が良いんでしょうか?SHM-CD盤とか色々出てて、ちょいと困ってます(それ以前に金も無い・・・)

chilicanchilican2009/05/16 09:59はじめまして。

EMI時代の4枚はリマスターが出てもう5,6年たちます。
だから新品を扱ってるお店だと既にリマスターしか置いていないと思います。

リマスター前の「ボーナストラックなし、何曲かLPミックス」の旧盤がほしい場合は、中古を当たることになりますが、特にプレミアが付いているわけではないはずです。

前の記事で書いたように、旧盤でイメージしているぼくなんかは細かいところが引っ掛かってしまいますが、オジー・オズボーンのリマスターみたいに、ベースとドラムが別人に差し替えになってしまったなんてことはありません。
ですからリマスターでオッケーだと思います。資金面からいえば、編集盤とかシングルとかを買わずに済みますし。
機会があれば旧盤も聴いてほしいですけどね。

紙ジャケ、SHM-CDに関しては、無視しちゃっていいです。
とくにSHM-CDはただのオカルトです(きっぱり)。

普通のプラケース盤でどうぞ。輸入盤はある程度価格差がお店によってありますが、国内盤でも1500円の廉価版(中身は同じです。ブックレットも含めて)がでていますよ。

参考になりましたでしょうか?

robatodenirourobatodenirou2009/05/16 11:10おお。細かいご説明ありがとう御座います。
値段によって中身が違うとは限らないので、かなり気にしてたんです。
めちゃくちゃ参考になりました。

トラックバック - http://redhotchilipeppersfan.g.hatena.ne.jp/chilican/20090514