フルシアンテAF このページをアンテナに追加

2008-04-29otis clay

俺は、悲しい音楽が好きだ。


悲しみが沁み出ている音楽が好きだ。


それは、

単にマイナーコードを使えばいいのでもなければ、

バラードでなければいけないわけでもない。

喜びを、

希望を、

叫んでいようと、

絶望に、

怒りに、

打ちひしがれても

それが、

どんな楽器や声であれ、

その存在そのものに、

音楽の担い手が心の底に持っている悲しみが、

作為を超えた表現方法としての「音」に結実している音楽が好きだ。


そして、そこにポジティヴな響きを伴う悲しい音楽が一番好きだ。


そんな俺が、この盤の存在を長らく知らずにいたのは不覚としか言い様がなく、

ただただ自分の不明さを恥じるのみである。


他人の曲でも、

アップテンポの曲でも、

基本男女の痴話/日常しか歌っていないのに、

この人が歌うと、とても切実で、悲しい歌になる。


この声は、どこか別の世界からきたのではないか、とさえ思える。

人間の心の襞を刺激し、結果的に聴き手に希望を与える彼の歌は、

それ程人間の奥底にある感情の波に深く切り込んでくる。


1973年発表。

アルバム・タイトルもただただ素晴らしい。

傑作。




Otis Clay "Trying To Live My Life Without You"






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タイトル:愛なき世界で<紙ジャケット仕様盤>

国内盤 CD

発売日: 2006/08/02

レーベル: ハイ

組枚数: 1

規格品番: VICP-63354

robatodenirourobatodenirou2008/04/30 19:34挨拶遅れてすみません。はじめまして。驢馬賭DE弐瑯と書いて「ろばとでにろう」と言います。これからよろしくです。
悲しい音楽、僕も大好きです。悲しかったり絶望的な歌詞だったりするんだけど、何故かポジティヴで「それだからこそ生きていこう」って感じれる曲。大好きです。
オーティス・クレイ、僕もノーマークだったのでチェックしてみます。

NoliricoNolirico2008/04/30 23:59私、ちゃんと御挨拶したかな?「のりりこ」と申します。もしもご挨拶をすでに済ませていたらスミマセン。
オーティス・クレイをRHCPコミュで取り上げてくださったことに感激です。
私は昔々大昔にLet Me Inの入ったライブ盤でオーティス・クレイを知りました(そのライブ盤はいまいち人気がないそうですが)。Trying To Live My Life Without Youも好きです。

hellacohellaco2008/05/06 21:34>驢馬賭DE弐瑯さん
>のりりこさん

クレイ歴は短いですがこちらこそどうぞ宜しくお願いします。
日々疲れて帰宅してガッツもらっております。