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2010-06-09

じいちゃんはナチュラルボーン・アーティスト(2)

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実話より(管理人の新連載「とりあたまのスープ」)

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私の記憶では、祖父は内にこもるようなタイプではなく、とても積極的な人でした。また「自分の作ったものは芸術作品だから凡人になんて理解できない」「理解されないのが嬉しい」というようなスカしたところもなく、どうにかして自分の考えていること、作ったものを人に理解してもらおうと常に一生懸命で、よく喋り、よく書く人でした。そして、そのように頑張れば頑張るほど、私のような凡人にはますます分からなくなっていく人でした。


私自身は、祖父と長時間に渡って話したような記憶がないのですが、一度、伊達に遊びに行って姉と外で遊んでいたら、祖父が研究物のいくつかを手に持ってやってきて、私たちに見せながらとても熱心に話しかけてきたことがあったのを覚えています。


祖父は非常に熱く語るのですが、私たちの頭が悪すぎるのか、それとも祖父の頭が良すぎるのか、「何故そのような考え方になるのか」がサッパリ理解できませんでした。が、そのような素振りを見せたら祖父が可哀想だと思い、私と姉は引きつり笑いをしながら、何とかして祖父の話についていこうとするのでした。


祖父の部屋に、本とそのカバーが別々に山積みになっているのを見たこともありました。母に「これは?」と聞くと、母は苦虫を噛み潰したような顔をしながら「じいちゃんが本を出したのよ」と言いました。それを聞いて「じいちゃん本出せるんだ。すごい」と私はその時思ったのですが、後になって、その本は祖父が自費出版したものだということを知りました。


私は祖父が出版した本は1冊だけだと思っていたのですが、実は何冊も出版していたのだということを、先日叔父のブログを見て初めて知りました。そしてそこで初めて私は、あの、祖父の理解不能な絵がなぜ描かれたのかを知ることになりました。


前回に続いて、祖父の絵を1点紹介します。これは比較的分かりやすい。


有珠山噴火」

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祖父の絵はジャズとの組み合わせももちろん素敵だけれど、この感性ロックリスナーの目にまったく触れないでいるのはもったいないと思いませんか?


祖父シブヤシゲヨシについてもっと詳しく知りたい方は⇒五十音感情の正体

(叔父が祖父のライフワークの1つをまとめたものです)


※「無銭優雅」ピアノ奏者の渋谷さんと祖父は同姓ですが、親戚ではありません。

beebo_abeebo_a2010/06/10 12:25山がアセアセしてる?のと、空から電波みたいなのがふってるのと、ヘビが逃げてるのと…すごいなぁホントに。どうしてこんな発想が??といっても、きっとおじいさまにとっては自然に出てきたものなわけですよね。それがすごいと思う。

kikumimiariarikikumimiariari2010/06/11 01:39わーい新連載!とりあたまのすーぷの登場鳥たち、私がとっても気に入っている小鳥の置物に似てる。。。
ってか、さっそく叔父様のブログに飛んでみましたが、めっちゃおもしろい!!まだ少ししか見てないけど
言葉の1つ1つのもつ音感の意味を解析してそれを象形文字のように表してるところ、激興味あり!
いやー、久々に人生の衝撃。

tataraboshitataraboshi2010/06/12 00:38beeboさん>この絵も祖父の理論(+噴火当時のエピソード)によって組み立てられてるようなんですが、いい意味でヘンですよね・・・。クジャクやクワガタも面白いし。子どものころはこの面白さに全然気づきませんでした。
今さらながらスゴイよじーちゃん!じーちゃんの絵、Tシャツにして着てみたい(笑)。

きくさん>手の込んだ絵を描く時間がないので、じーちゃんにまつわる話で漫画を描くことに。モデルはうちのコザクラインコなんですが、たしかにこういう置物ありそうですね。登場鳥たちもかわいがって頂けると嬉しいです(笑)。
祖父の世界に「人生の衝撃」とまで言って頂けるとは!これは墓前で報告しなくちゃですな。最新(6月11日)の記事あたりは特にきくさんのツボなんじゃないかしらと思っております。フフ。