2010-11-10
『無銭優雅』完成記念ライブに入って来ました(3)
じいちゃん |
とは思ったものの私も緊張して、どう声をかけたら良いのか一瞬わからなくなってしまい、渋谷さんを真横からじーっと見つめてしましました。すると視線に気づいたらしく渋谷さんが振り向いたので、アワワとなりながら
私「・・・渋谷重義の孫です。今日は楽しい時間をありがとうございます」
母「・・・と、娘です。」←便乗
父「・・・の、連れです」←いつの間に
と自己紹介して握手握手。そして持ってきたCDにサインをいただき、さらに隣で他のファンの方にサインをしていた津上さんにもご挨拶してサインをいただきました。
緊張して何を話したらよいのか分からなかったのと、他のファンの方もサインを待ってるんだろうなあっていうのもあって、これはほんの少しの間の出来事だったのですが、プロのミュージシャンの方とお話したのは初めてで、とても嬉しい経験になりました。しかも大物だし・・・。でも渋谷さんって実際にお会いするととても人当たりが良くてほのぼのした感じの方で、私の”ミュージシャン”に対する印象がちょっと変わりました(笑)。津上さんは、写真の印象だっともっとクールな感じを想像していたんですが、実際はトークが上手で社交的な感じの方だったので、これまたちょっとビックリしました(笑)。
そんなこんなで、家族みんなで初めてのライブハウスだったのですが、素敵な思い出をつくることが出来ました。母はどうやらライブハウスにハマッたらしく、店内のチラシを見たり、帰ってきてからもお店のHPでライブスケジュールをチェックしたりして、次に観に行くライブを探している様子。私も一緒にチェックしていると、1月にこの方が来るということが判明!
王様ー!!深紫伝説、カラオケでよく歌ったなー(一部歌えないんですが)。では母と一緒に楽しんできます。
追記
店内のチラシを見て母が「奥田民生って書いてある!」というので見たら本当に書いてあるのでビックリ。「同姓同名の別人じゃないの?」「や、でもこの名前で別な人ってことはないでしょ」ともめたので、調べてみたら正真正銘あの奥田民生なんですねー!ありえん!!と思ったら公開レコーディングなのね。なるほど!
2010-11-09
『無銭優雅』完成記念ライブに入って来ました(2)
じいちゃん |
アルバムの曲を収録順に演奏していくというシンプルな構成のライブでした。実際に聴いて良かったのは「Boys & Water Guns」と 、タイトル曲「無銭優雅」ですね。どっちの曲も、演奏前に津上さんが完成するまでの経緯をお話してくださったので、イメージが拡げやすかったです。「無銭優雅」は、山田詠美にせがまれて創ったっていうのが面白かったなあ。私は普段ほとんど小説を読まないのですが、山田詠美の同名小説をこの機会に読んでみようかなという気になりました。
そして、めっきり弾かなくなったピアノをまた弾こうかな、とも。このところ、生演奏を聴く機会もほとんどなかったんですが、楽器って、誰かが演奏してるところを目の当たりにすると自分もやりたくなるんですよね~。
ライブ終了後、母と私は満員御礼の店内でぎゅうぎゅうになりながら、渋谷さんのいるところへ向かいました。人の流れのなすがままになって、ファンにサインをしている渋谷さんの近くまでたどり着くと、母は急に「恥ずかしいからアンタが挨拶してちょうだい」と及び腰になりました。母ちゃん意外と気が小さい・・・。では私が。(つづく)
2010-11-07
『無銭優雅』完成記念ライブに入って来ました(1)
じいちゃん |
5日(金)、じいちゃんの絵がジャケットになったアルバム『無銭優雅』の完成記念ライブがついに札幌で開催されまして、渋谷さんへのご挨拶もかねて、父、母、私の3人で聴きに行ってまいりました(当然)。
場所は札幌 くう COO。
3人ともライブハウスが初めてだったので、入ってまず最初に、ステージと客席の近さにビックリ。さらに、周りのお客さんが『無銭優雅』のCDを手にしている、つまり見ず知らずの音楽愛好家たちが、じいちゃんの絵を手にしていることにビックリ。こういう日が来るとは、ガキンチョの時は全く予想しませんでしたよ・・・。生きてると面白いことに出会うものだとつくづく思います。
開演時刻を10分ほど過ぎたところで、サックスの津上研太さん、そしてピアノの渋谷毅さんが登場。
そう、うちのヘンテコリンなじいちゃんと仲良くしてくださってた渋谷さんですが・・・このお方、映画音楽を数多く手がけていて、なんと最近ではあの『嫌われ松子の一生』で日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞されてるんですよー!映画音楽以外では、浅川マキのレコーディングに参加されたり、あと、さっき知ったんですが坂本九の『見上げてごらん夜の星を』の編曲も渋谷さんなんですよー!!
どうしてこんなにスゴイ方が、伊達のド田舎(カエルが田んぼでゲロゲロ、豚が豚小屋でブーブーだった)に住んでたじいちゃんとお友達だったのか不思議・・・なんてことを考えながら、目の前で繰り広げられる演奏とトークを、最近ではたまーにしか飲まないお酒で軽く酔っ払いつつ、楽しませていただいたのでした。(つづく)
E-Shibuyaライブ如何でしたか。家族のためには何もしなかったような「じいちゃん」でしたが、思いがけないモノを残していってくれたようです。
渋谷毅さんが、石ころHPを見て連絡を下さるまで、私は渋谷さんの事をまったく知らなかったのですが、子供たちが小さいころNKHの「おかあさんといっしょ」で「こんなこいるかな」など渋谷さんが作った曲をたくさん聴いて育ったようです。
最新の話題としては、Wikpediaにこんな記事が載っていました。
「新聞にて11月に、27年ぶりに歌手復帰することが報じられた。11月24日にシングル「いのちの木陰」を発売。関係者によるとレコーディングは2010年の夏に行われたという。収録現場にはTBS系ドラマ「ありがとう」に主演として起用した石井ふく子プロデューサーも立ち会った。
本人が語ったところでは、当初関係者からの度重なる説得に対し「渋谷毅先生が曲を書いてくれるなら」と言って断っていたところ、本当に渋谷作の曲が用意されたため復帰を断りきれなくなったという。」
E-Shibuyaおっと、肝心な部分が抜けました。
wikipediaの記事は、渋谷毅さん作曲の「いのちの木陰」で27年ぶりに芸能界へ復帰するという記事です。
E-Shibuyaあらら・・・また抜けてる!!
27年ぶりで復帰するのは、歌手の「相良直美」です。
tataraboshi叔父さま>
おかげさまで贅沢な時間を過ごさせていただきました。(つづく)の続きが書けてなくてすみません(汗)。今日明日中にはUPできると思いますので、その際にライブの感想また詳しく書かせていただきますね。
私も恥ずかしながら渋谷さんのこと知りませんでしたが、『嫌われ松子の一生』は映画館に観に行ったので、渋谷さんの音楽しっかり耳にしてますね。いやー驚きです。
えっと、すすすすいません「相良直美」という歌手を初めて知りました;;;・・・が、「ありがとう」で最初に主演だった方なんですね。27年ぶりってすごい決心ですよね。そういう、渋谷さんの業界での大御所エピソードとご本人の雰囲気のギャップがなんとも・・・(笑)。ほのぼのした感じの方ですよね。
2010-09-23
ばあちゃん
じいちゃんはワケわからんことばかりやってサッパリ稼がなかったのでw、渋谷家の家計はばあちゃんが支えていました。
ばあちゃんは着物職人だったのですが、母の話では、ばあちゃんは商品にクレームをつけられるのを極度に嫌がっていたために、慎重すぎて仕事が遅く、数は上げられなかったとのことです。そして、遊び好きで社交的なじいちゃんとは対称的に、勤勉で、友人を持とうという気持ちの全くない人だったそうです。
そんなばあちゃんは、幼い私にとって、じいちゃんとは違う意味でつかみにくい存在でした。いつだったか、私は何かをやらかしてばあちゃんに叱られたことがあって、それ以来ばあちゃんには威厳のようなものも感じていました。
そんなばあちゃんが、私が小学3年生の時、突然我が家に遊びにやってきました。私の家族が室蘭から苫小牧に引っ越してからのことです。それまで一度もばあちゃんが遊びに来たことはなかったので、びっくりしたものです。
ばあちゃんは2週間から1ヶ月くらい滞在しました。母から私の目が悪くなってきていることを聞かされたばあちゃんは、「目のマッサージを教わったことがあるからやってあげる」と言って、毎日私の頭をひざの上に乗せ、目にハンカチをかぶせて、その上から眼球の周りをマッサージしてくれました。ばあちゃんはここでも勤勉だったのです。それなのに、私は目を全然大事にしなくて、視力は悪くなる一方でした。
それから2年も経たないうちに、ばあちゃんが膵臓ガンで危篤だという知らせが入りました。昏睡状態で、黄疸が出ている、と。
その夜私は夢を見ました。真っ白な中に、ばあちゃんがニッコリしながら立っていたのです。とても健康そうでした。
「ばあちゃん元気そうだよ!黄疸なんか出てないよ!」
私が思わず声をかけると、ばあちゃんはニッコリしたまま消えてしまいました。
次の朝、目を覚ますと母に「ばあちゃんが亡くなった」と言われました。それは私にとって初めて経験する「人の死」で、お葬式でワンワン泣いてしまいました。
ばあちゃんは享年68歳だったかな?あまり長生きできませんでした。
今でも時々、目を使いすぎて疲れると、ばあちゃんが私にしてくれた目のマッサージを自分でしています。ほんとに目、毎日使いすぎ・・・PC使うようになってから特にヒドい。ごめんね。ばあちゃん。そうそう、私が人からいろいろケチつけられるのが嫌なばかりに仕事が遅いのは、きっとばあちゃん譲りなんでしょうなあ。でもじいちゃんの「いいかげん&なるようになるさ」なところも相当受け継いでるみたいなので、慎重になったりテキトーになったり私は毎日カオスだよ。ばあちゃん。
2010-08-16
澁谷家に(じいちゃんの代から)伝わるナゾの治療器
おそらく見たことのある方はいないであろうと思われる、非常に珍しい温熱治療器です。
鍼・きゅう・あんまの効果がこれ一台で感じられるという贅沢(なのか?)な仕様です。じいちゃんは生前この治療器に心酔し、我が家にも一台プレゼントしてくれました。
このローラー(2種類ついてる)を患部に当ててコロコロ転がして使います。母は何故か勝手に「コロコロ博士」と命名しています。じいちゃんは暇さえあればこれをコロコロコロコロしておりました。
昨日、久しぶりに引っぱり出して使ってみました。この治療器、もし「ウチにもある!」という方がいらっしゃったらご一報ください(笑)。
nikaisekiおぅ!この治療器はなんかすごそうだなw
セルライトにも効きそうですな~欲しくなってきた!
4コママンガも最高です^^┃*´・ω・┃ノ・*:..。o○☆*゚カワィィ・:*゚☆
書きためたら、本を出版だ!
tataraboshi二階席サマ>
腰痛とか肩こりには確かに効きますよ~!セルライト・・・にはこっちの方が効いたりしてw→http://www.rolling-ryoho.co.jp/
鳥ちゃんカワイイですか?ありがとうございます♥8年くらい前から「鳥のキャラクターを考案したい」って思っててようやく実現しました(時間かかりすぎ)。本一冊分まで書き溜められるよう、地道にがんばりまーす♪(さらに時間かかりすぎる恐れあり)
E-Shibuyaその家伝の治療器は我が家では、現役で使用中です。
昔は電気では無く、ハクキンカイロ(現在でも売っていますhttp://www.hakukin.co.jp/)
の部品を使って、ベンジンで加熱する方式でした。
じいちゃんは昔治療院をやっていて、その頃電気で加熱する方法を自分で考案?して(特殊な電球を使って加熱)使っていました。(私が見たのは5歳前後と思う)
それが進化して、写真のような形の製品になったんです。
beebo_aこ、これ・・・W。なんともいえないいい形ですね。人のアイデアがそのまま形になったような。コードの部分に昭和(しかも40年代~50年初頭)を感じます。鳥マンガも可愛いです!
acha-oohなんぞなんぞー!これ、なんぞー!
コロコロするのか。おもしろい!!!
ってか、4コマ漫画が可愛過ぎて、身悶え〜。インコちゃんが可愛らしい!つぶらなお目目で、コロコロ...w たまらなくカワユイ!
tataraboshiおじサマ>
おお、現役ですか。じいちゃんの子孫なら一家に一台、これ基本ですもんね。ウチもどんどん使ってやらないと!
ここ数日使ってみたら、なんだか元気になってきましたよ。
電気の加熱はじいちゃん考案だったのかー!治療院をやってたことは知っていたのですが、じいちゃんが開発に関わっていたっていうのは初めて知りました。いやー勉強になります。それにしてもじいちゃん、ホントにいろんな事やってたんですねえ(笑)。
そうそう、うちの姉が治療院(整骨院)で働いてるってお伝えしましたっけ?姉がそういう道に行くとは昔は全く予想しなかったものです。これも・・・じいちゃん遺伝子が・・・。
びーぼサマ>
確かにヒネリも何にもないというか、原始的な形のままって感じですねえ(笑)。なんか昭和のアイロンとか思い出してしまう・・・wそうそうコレ、黒いスイッチが二つ付いてますが、一つはカチカチ動かしても何も起こらないんですよ。何のために付いてるのかサッパリ分からん。これまた謎が深まる一方なのでした。ま、まさかコレがデザインとか。
とりあたまズ、うちの家族を鳥化したコたちです。ぜひ可愛がってやってください!w
あちゃサマ>
あちゃさん、こーゆーの好きそうwぜひ一度体感して頂きたいものだ!上のど真ん中についてる円錐のポッチもどうやら治療に使えるみたいなんですが(押し付けて使うらしい)、一度やってみたら根性焼きの疑似体験になってしまったのでその後やっておりません~。
とりあたまズ、人気出てきた!うれしい!wヒマな時に7chを落書きしたのがきっかけでキャラクターが生まれたんですよ。最初はセキセイで何年も考えてたんだけど、セキセイは顔がうるさいからなかなか難しくてw
kikumimiariariうあお!なんかすごい!電気ってことは熱くなるのかな?
真ん中の突起は、お灸みたいな感じかなぁ。
IKKOさんがやってるコロコログッズを超越しつつ、
コードの柄が泣かせますね(笑)4コマもステキだわ~~。
tataraboshiきくサマ>
そうです、熱くなってからコロコロします。きっときくさんのギックリにも効くはずだ!真ん中の突起は・・・突起だけ押し付けたいのに、周りの四角い部分まで一緒に押し付けちゃって「あぢーーーーーーーーーー」ってな事になります。この治療器、何気に結構テクニックがいるような。
IKKOさんのコロコロ、恥ずかしながら初めて知りました。安いしデザインがギャルっぽいし、こりゃ売れるわけだ!まあ、うちのコロコロはアンティークってことで・・・w
とりあたまズ、これからはもっと働かせます!
不思議な縁ですね。
ライブ楽しめて良かったですね。
渋谷さんがじいちゃんの事を思い出したときに、じいちゃんの名前で検索をかけてくださったんでしょうね。渋谷さんも検索結果にビックリしたのでは。
そうそう、相良直美って「世界は二人のために」だけは聴いたことがあると思います!生まれる前の曲でした(笑)。